GPSトラッキング機能のスポーツ界での活用
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先日英国プレミアムリーグで大方の予想を
覆してレスターシティーがチーム設立132年
にして初めて優勝を飾りましたが、チームは
オーストラリアの会社が開発した高精度の
GPSトラッキングデバイスを練習時に着用する
事により、走行距離、心拍数、体への負担等
を継続的に蓄積して、選手のパフォーマンス
向上に活用しているとの事です。
GPSデータも通常の一秒間に一回ではなく
10回交信し、0.1秒単位で位置情報を取得
しているとの事で、このシステムは欧州を代表
するクラブで採用が進んでいるとされています。
先日の香港エレショーでは香港大学が参考出展
としてサッカー選手の足に取り付け、選手の動き、
ボールのキック力などをデータとして取り込み、
分析する加速度センサーをアプリと共に出展して
いました。
今後ウェアラブルデバイスがスポーツの世界で
どのように活用されていくかを示していて、今後
サッカーだけではなくあらゆるスポーツに展開
され選手の動きの解析と改善に益々活用され
て行くことが予想される展示でした。
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GPSを使ったトラッキングデバイスは欧米では
GSMモバイルネットワークとの併用で、モノ、
ヒト、財産、ペット、動物の移動・位置追跡に
幅広く使われていますが、日本ではGSMが
存在しないのでデバイスの開発、サービスが
遅れています。
先日訪問した香港エレショーではやっと3G
モバイルネットワークに対応したGPSトラッカー
が発表されていましたが、ネットワーク周波数、
電池寿命などの観点から日本で普及するの
にはまだまだ時間がかかりそうです。
GPSトラッキングが普及すれば、徘徊老人の
位置確認、犬猫などペットの位置確認、そして
子どもに持たせれば万が一にも誘拐などの
事件に巻き込まれた時に、携帯電話等は直ぐ
投棄されるでしょうが、小型のGPSトラッカーは
そのままになっている可能性が高く、事件に
巻き込まれた子供の早期発見などに役立つ
のでは無いかと考えています。
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