全日空装いメールでJTB個人情報流出 3提携サイトも

JTBのサーバーがハッキングされて793万人の個人情報流出問題で、JTBへ送付された標的型メールは全日空からの発信を偽装していたことも判明しましたが、NTTドコモ系dトラベル、ヤフートラベル、auトラベル、DeNAトラベルの外部提携サイト分でもJTBのサーバーから顧客の個人情報が流出した可能性があることが分かりました。

2次被害は確認されていないが、JTBは外部提携サイト名を公表しておらず、対象サイトは今後さらに拡大する可能性があります。

ヤフートラベルは国内外ツアー利用者などが対象ですが人数は非公表、NTTドコモ系dトラベルで約33万人、auトラベルとDeNAトラベルは国内宿サービス利用者で各々4462人と6562人と発表しています。

私もスパムメールと思しきメールは一日に何通かはいってきますが、不審者からのメール、特に添付ファイル付きのメールは、タイトル・文面では興味をそそる内容になっているのですが、絶対に開けるべきではないですね。

 

 

 JTBの個人情報流出問題で、「ヤフートラベル」など3つの外部提携サイト分でもJTBのサーバーから顧客の個人情報が流出した可能性があることが16日、分かった。2次被害は確認されていないが、JTBは外部提携サイト名を公表しておらず、対象サイトは拡大しそうだ。JTBを狙った標的型メールが全日空から発信されたように装っていたことも判明した。

 情報流出の可能性が分かったのはヤフートラベルのほか、「auトラベル」「DeNAトラベル」。サイトからJTBに転送したり、手配の一部をJTBに委託したりしていた。いずれもサイト上で告知している。

 ヤフートラベルは国内外ツアーなどの利用者が対象で人数は非公表。auトラベルとDeNAトラベルはともに国内宿サービスの利用者で、それぞれ4462人と6562人。

 これまでにNTTドコモ系の「dトラベル」で約33万人分の情報も対象だったことが分かっている。

 一方、JTBに送られた標的型メールは、アドレスに全日空を示す「ana」という文字があった。JTBの担当者は偽装に気づかず、添付ファイルを開き、ウイルスに感染した。

Apple iOS 10発表 Siriやメッセージのなど新機能を10追加

Appleは開催中のWWDC 2016で最新版iOS 10を発表、Appleが史上最大のアップデートとうたう10の新機能が追加されました。

iOS 10に追加された10の新機能のうち主なものは以下のようになっています。

1.通知への応答などロック画面でできることが拡大
 ロックを解除しなくとも、より多くの機能を利用できる
2.Siriがサードパーティー製アプリと連携可能に
 Siriが開発者に開放され、Siriからサードパーティーアプリを操作
3.キーボードの入力予測がより高度に
 ソフトウェアキーボード「Quick Type」の入力予測が高精度に
4.写真アプリの検索性が向上
 「写真」アプリの画像認識機能が向上
5.マップアプリもサードパーティー製アプリと連携
 「マップ」アプリも開発者に開放され、サードパーティー製アプリと連携可能
6.「Home」アプリで対応家電を一括で操作可能
 スマートホームのプラットフォーム「HomeKit」対応家電を集中管理

iOS10は開発者用は既にリリースされていて、一般公開は今年の秋ごろと言われています。

 

 

「iOS 10」発表 Siriとアプリの連携やメッセージの表現力強化など10の新機能が追加
 Appleが6月13日(米国時間)、年次開発者会議「WWDC 2016」にてiOSの最新版「iOS 10」を発表しました。YouTubeでも新機能をまとめたショートムービーを公開しています。

【Apple Musicの新規デザイン】

 iOS 10では10の新機能が追加され、同社は「史上最大のアップデート」と宣言。それでは個々の新機能について解説していきます。

1.通知への応答などロック画面でできることが拡大

 ロックを解除しなくとも、より多くの機能を利用できるようになりました。ロック画面はiPhone 6Sから導入された3D Touchに対応。メッセージの通知を長押しすることで入力画面がポップアップし、そのまま返事をすることが可能となっています。

2.Siriがサードパーティー製アプリと連携可能に

 Siriが開発者に開放され、Siriからサードパーティー製アプリを操作できるようになります。Siriに移動したい旨を伝え、「Lyft」や「Uber」などのアプリを介して配車を注文するといった使い方が可能。

3.キーボードの入力予測がより高度に

 ソフトウェアキーボード「Quick Type」の入力予測が高精度に。「連絡先」に登録された名前を入力するだけで、変換候補に電話番号が出たり、メッセージで現在地を聞かれたときに地図情報を出せたりと、少ない手間で幅広い情報を入力できます。

4.写真アプリの検索性が向上

 「写真」アプリの画像認識機能が向上し、「犬」や「海岸」といったカテゴリをキーワードにしての検索が可能になりました。

 自動でアルバムを作成できるサービス「Memorys」も追加。日時や位置情報を基準に、写真を1つのカテゴリにまとめるもので、タイトル用のスライドショーや動画も自動で生成してくれます。

5.マップアプリもサードパーティー製アプリと連携

 「マップ」アプリも開発者に開放され、サードパーティー製アプリと連携可能に。地図から配車を手配したり、店に予約を入れたりできるようになりました。

6.Apple Musicのデザインがリニューアル

 Apple Musicはシンプルで分かりやすいデザインに刷新。日替わりのプレイリスト機能が追加されます。iOSだけでなく、MacやtvOSにも適用。

7.ニュースアプリも刷新

 「ニュース」アプリもデザインを見やすく変更。必要な情報が探しやすくなったとのこと。速報の通知機能や定期購読オプションも追加されています。

8.「Home」アプリで対応家電を一括で操作可能

 スマートホームのプラットフォーム「HomeKit」対応家電を集中管理できる、新アプリ「Home」が追加。「おやすみ」ボタン1つで、全照明を切るといった使い方ができます。また、玄関のカメラから来客を写したり、ガレージや門の開閉といった操作も可能。

9.電話に留守録のテキスト化機能が追加

 電話機能に、留守録の音声をテキスト化する機能が追加。不審な着信があった際は、ロック画面に迷惑電話の可能性を表示する機能も。

10.エフェクトやスタンプ機能でメッセージの表現力が強化

 「メッセージ」アプリに手書き入力やスタンプといった機能が追加。フキダシを拡大したり、祝福の言葉を発信すると風船が飛んだりと、多彩なメッセージ表現が可能になりました。フキダシをなぞって初めて内容が表示される「Invisible Ink」や、入力済みのテキストを絵文字に変換する機能も。

 開発者版は既に配信中。7月の一般向けβ版配信を経て、今秋に正式版がリリースされます。対応機種は以下の通り。iPhoneは「5」以降、iPadは第4世代以降、iPod touchは第6世代が対応しています。

・iPhone 5/5c/5s
・iPhone SE
・iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus
・第6世代iPod touch
・第4世代iPad
・iPad Air
・iPad Air 2
・iPad Pro
・iPad mini 2/3/4